2014年7月7日月曜日

her/世界でひとつの彼女

Her

お待ちかねのSpike Jonze新作。Siriちゃんみたいなコンピューターの声と恋に落ちるってもっとキモオタな主人公かと思っていたら、これがまたとってもまともな人だった。ちゃんと沢山会話をして向き合っていた。アメリカ人ってほんま電話好きやな。あたしゃ無理。あのOSも無理。黙って使えるやつがええわ。

出てくる街がアメリカのどこかかと思えば突然、上海になったりと背景がこそっ、こそっと変わるのが面白かった。文明に遅れた国に住んでいるせいか、近未来な感じが素敵でした。Himalayas Centerは次回上海に行く時には是非いってみたい。

ヴィオレッタ

My Little Princess

その美しさから散々普段の生活は放ったらかしの芸術家の母親から小学生なのにヌードモデルにされて心が壊れていく美しい少女の話。初めはお母さんと一緒にいるのが嬉しくて何でも要求に応えている姿が痛々しい。監督さんの自伝的なお話だそうです。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

Inside Llewyn Davis

大好きなコーエン兄弟新作。何をやっても上手く行かないフォークソング歌手のお話。自分が原因でもあるけれど、本当にはい出せなくて可哀想だと思ってみていて、唯一の救いは猫。猫を撮らせたらコーエン兄弟に右に出る者はいないであろう。途中であんな事するので見ていて私も彼は見捨てたけれど、自分の世話も出来てないから仕方ない。


2014年4月25日金曜日

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

World's End


待ちに待ったエドガーライトの新作。出ている役者さん達はおなじみな感じの方々。
期待が大きすぎたのか、野郎映画は貴腐人の私には理解できないのかそんなに面白くなかった。でも音楽はPrimal ScreamのLoadedに始まり、懐かしい涙無くしては聞けない懐メロの嵐でした。

2014年3月27日木曜日

あなたを抱きしめる日まで

Philomena

実話をもとに作られたお話で、実話だからきっついきっつい。ほんまにこんな事があって良いのだろうかとちょっとショックだった内容。敬虔なカソリックの家庭に生まれ育って少し道を外すとこんな目にあってしまうとは、宗教っていったい何なん。母がカソリックやったお陰で私は助かった所もあるけれど、やりきれん。

ジュディディンチ、スティーブクーガン初め皆さん相変わらずドキュメンタリーを見ているのかと思わされた。

泣きまっせ。

2014年3月16日日曜日

ダラス バイヤーズ クラブ

Dallas Buyers Club

アカデミー賞の主演及び助演男優賞取りましたね。主演のマシューさんはえ?誰??って言う変身ぶりのガリガリで驚いた。
自虐的な生活を送っていた人がどうしてそこまで生きる事にしがみつくようになったのか、病気が彼をそうさせたのか。そして何処の国もそうだけれど、医療制度というか薬剤の承認制度もええ加減。

2014年2月21日金曜日

アイムソーエキサイテッド

Los amantes pasajeros


ペドロ・アルモドバル作って最近あまり見てないけれど、久々に見てみたらこれがまたお下劣きわまりない大変退屈な映画でした。俳優さん達はなかなか魅力的だったのに残念。女性陣のエスパーニャ満開なファッションが素敵です。

チーフパーサー役のハビエルカマラさんはこの映画ではメリルストリープにそっくり。

アメリカンハッスル

American Hustle


ブラッドリークーパーさん目当てだけれど、70年代を忠実に再現したセットと音楽そして内容もなかなか面白いと評判で楽しみにしていた映画。
冒頭のクリスチャンベールさんが衝撃的。バットマンの筋肉隆々なお姿から遠くかけ離れた万人に親しみにあふれるお姿になっておられます。そしてエイミーアダムスのハミ乳ドレス。アメリカの70年代ってほんまにあんな格好してたん???
ブラッドリークーパーさんもお口あんぐり姿連発でなかなかお間抜けな役柄をこなされています。お二人だけでなく出て来る方々本当に素晴らしかった。特に奥さんのジェニファーローレンスがすごい。

2014年2月2日日曜日

オンリー・ゴッド

Only God Forgives

ゴスリングさん目当てで見て来たけれど、まーなんとも。これがノアールなんでしょうかね。
そしてバイオレントとは聞いていたけれど、ほんまにバイオレント。怖いよ。台詞もほとんどないし、ゴスリングさんも映っているだけでほとんどしゃべりません。

2014年1月6日月曜日

オンリー ラバーズ レフト アライブ

Only Lovers Left Alive

最近の映画って邦題ちゃんと付けないのか付けられる人がいないのか。オンリーラバーズレフトアライブって見たら何のこっちゃらさっぱり分からんやん。かといって自分が付けるとしたらどうしよう。永遠の2人 ーありきたりやな。 廃墟の街で ータンジェとデトロイトを選んだジャームッシュさんのセンスを盛り込んだ名前にしたいけれど、自分では無理。出来てたらそっち方面の仕事してたわ。

音楽も素敵で良い意味で良く眠れそうな映画。私は眠っていない(断言)。

2014年1月2日木曜日

鑑定士と顔のない依頼人

The best offer

早朝にハノイから帰国したけれど、例年元旦は映画を見に行くので行って来た。
とはいっても何とも可哀想な映画でしょんぼり。
ネタバレになるのであまり書けないけれど、本当に気の毒な話だった。

2013年11月16日土曜日

恋するリベラーチェ

Behind the Candelabra



60年代ぐらいから人気を博したピアニストの私生活についてのお話。友達のFBにあった情報によると現地アメリカでは内容があまりにゲイすぎて映画館での後悔ではなくケーブルテレビでのみ公開されたとか。確かに刺激的なシーン所何処にありました。
私は普段あまりお目にかからないマイケルダグラスとマットデイモンがすごい。本当にピアノ弾いているのかな。俳優さん皆さんすばらしいです。ロブロウにはフイタ。
リベラーチェさん、私生活は半分天使半分悪魔みたいな身勝手なおっさんと思いましたが、お話の仕方がとても素敵でした。私生活を暴かれるのを一番恐れていたようなのに、こんな地の果ての小島に住んでいるオバハンまでにも私生活が知らされてしまっていて少しお気の毒。

2013年11月10日日曜日

いとしきエブリデイ

Everyday

予告編を見た時は泣けて本編見たらどうなるんだろうと思っていたけれど、なんともWinterbottom節というか超淡々と進んでいきあまり泣く事は無かった。
まるでドキュメンタリーを見ているようだし、子ども達の成長が早いのが驚く。そしてあの子どもの朝食はいかんだろうと思ったが、よく考えてみれば自分もあんな感じというかもっと酷かったと思い出した。

2013年10月24日木曜日

ダイアナ

Diana

会社の人に鑑賞券をもらったので行って来た。
あーつまらんかった。題材が題材だから規制もある事だろうし、難しいとは思うけれど、もったいない。ナオミワッツはきれいだし、本物にかなり似ていると思ったけれど、なんだろー、そんなに魅力が無いというか。
外科医との恋愛話は全然知らなかったけれど、映画の中の外科医は前日見たばかりのRosesのReniに見えてしょうがなかった。

Made of Stone

The Stone Rosesの再結成を追いかけたドキュメンタリーたった一週間だけれどもやっと公開。もう既にエゲレスではDVDが発売されているけれど、大きなスクリーンで見れるのは嬉しい。でも頭痛のせいでいまいち楽しめなかったのは残念。

バンドの初期の映像もあり、現在の顔と比べると本当に別人なのはしょうがない。映画で印象的だったのはネットとラジオで突然当日の昼間にアナウンスされたフリーギグの模様。会社ほっぽらかして走って来た人たちのインタビューが面白かった。私もこのギグの事はネットで知ったけれど、エゲレスに住んでいなくて良かったと思った。もし、行ける範囲に住んでいるのに気づかなかったらもう一生気が狂うぐらい後悔しそう。日本にいて知ってても間に合わないから暢気でいられるもんね。

2013年10月20日日曜日

ムードインディゴ

Mood Indigo

ミシェルゴンドリー節炸裂。もうやりたい放題っぽく感じたけれど本当はもっともっとなんやろうな。ゴンドリーさんの世界どっぷり浸かれる作品でした。おもろかったけれど、好き嫌い激しそうな作品。

トランス

Trance

Danny Boyle最新作だけど、突っ込みどころ満載。サスペンスなんだけれど、ふたを開けてみればあら、なんだって感じかな。でも結構ハラハラドキドキさせられた。映像も音楽もすんばらしかった。

2013年9月29日日曜日

スタートレック イントゥダークネス

Star Trek Into Darkness

もう1ヶ月近く前になるけれど、スタートレック見て来た。期待していた以上に面白かった。物語も分かりやすく、前作見ていなくても基本が分かっていれば大丈夫。カーク船長以下以下が若い時という設定で相当皆さん熱血。カンバーバッチさんはもちろんめちゃかっこ良かった。お医者さんがマイケル富岡だと思い込んでいたのは私だけだろうか。
ピッカード船長シリーズが私はいまいちだったのでこのシリーズはこの先も楽しみ。でもInto DarknessってなんだかStar Warsと頭がこんがらがってくるなあ。

2013年7月11日木曜日

アンコール!

Song for Marion/ Unfinished song

テレンストランプが出てるし、なんとなく暢気そうな映画だからーと見に行ってみたらこれまた超悲しい映画で困った。場内初めから最後まですすり泣き。
エゲレス映画・ドラマって撮り方なのか役者さんの力なのかまるでドキュメンタリーを見ているようだなと再度思いました。
ただし、年寄りの集まりなのに内輪もめがないのはちょっと不自然、というかそういうのは外しての美談だからか。


2013年7月2日火曜日

スタンリーのお弁当箱

お弁当はドュゥバ。めもめも。

暢気な映画だと思って見に行ったのにとっても可哀想なお話でしんみりしました。でもまたインド行きたいな。