2008年1月20日日曜日

ペルセポリス

マルジャン・サトラピさんの漫画を映画化したもの。彼女の自叙伝的な内容で王朝からイスラム共和国へと変わった激動イランで生まれ育ち、ヨーロッパとイランの文化の挟間で悩む女の子の話。

予告編を見た時の印象はパンクを聴いて育った強い女の子の暢気な話かと思ったけど、投獄とか死刑とか密告とか爆撃とかいう言葉が日常出てくる環境で暢気にいれるわけがないのでちょっと悲しい話。彼女のおばあちゃんが死ぬほどかっこいです。「誰かに傷つけられたら、その人を恨むんじゃないよ。その人が馬鹿だからしょうがないのさ」って。わしもいつもそう思っていたよばあちゃん。わしもジャスミンをブラに入れるよ。ジャスミンないけど。

過去の部分は白黒で描かれているんだけれど、白黒とは思えないカラフルさだった。パンク云々って割には聞いているのがIron Maidenやったり、Eye of The Tigerを歌いながら復活するところとか日本の同世代としては???だけれど、まあお国が違うのでしょうがない。あとジャケットの背中に書いた文字のスペリングが間違っているねんけど、これは日本でもよくあったことで微笑ましい。
本も買ってよんでみよーっと。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あ、これこれ…予告編見て、ちょっと興味持ったのを思い出しました!私のところでは、もう終わっちゃったのか、まだ公開してないのか、謎なんですが、ぜひ見て見たいと思います。

apo さんのコメント...

何だかひっそりまだそちらでもやっているかも。英語版はIggy Pop先生が吹き替えたりしているそうです。

匿名 さんのコメント...

あ、、、私もこれ見たいと思ってました。
そのうち、近所の映画館で4ドルで見れる時が来るだろうかと待っております。

オババが男前過ぎます。
ほんまそうっす。

本、というか漫画買ったらいつか貸してください。

apo さんのコメント...

おう。まだ本買ってないけど、帰ってきたら貸すねー。